シンポジウム シリア内戦と文化遺産

 シリア内戦下では、貴重な文化遺産も被災し、国際的に大きなニュースとして報道されている。とくに昨年8 月から10 月に かけて起きたIS(自称『イスラム国』)による世界遺産パルミラ遺跡の破壊は、日本国内でも大々的に報道され注目を集めた。

 パルミラ遺跡は、2015 年5 月からIS に実効支配されていたが、2016 年3 月にシリア政府軍が奪還し、その後、ポーランド 人研究者2 名がシリア政府関係者に同行し、現地調査を実施している

 今回のシンポジウムでは、現地で生々しい状況を目にしたこのポーランド人研究者ほか、国内外の専門家やユネスコ職員が 一堂に会し、パルミラ遺跡を含む被災したシリアの文化遺産の復興に向けてどのような支援が効果的なのか、討議を行う。

 日 時  2016年11月20日(日)13:00~17:40

 講 演  ―世界遺産パルミラ遺跡の現状と復興に向けた国際支援―

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 入場無料 事前申し込み不要 

 会 場  東京国立博物館 平成館大講堂

        〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9

  ※お越しの際は東京国立博物館「正門」ではなく、 「西門」よりご入場ください。

 交 通  JR線 上野駅 公園口、鶯谷駅 南口より徒歩10分

       地下鉄日比谷/銀座線 上野駅、千代田線 根津駅より徒歩15分

             京成電鉄 京成上野駅より徒歩15分

  ※東大寺 金鐘ホールでも11月23日に開催します。